数年ぶりの完成品 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 完

数年ぶりの完成品

一年半以上続いた樅型シリーズも、ついに最終回。

最後は、完成写真と、これから作ってみようと思う人向けの資料を紹介して締めくくりたいと思う。
製作過程については、前回の記事でまとめているので、気になる方はそちらもご覧いただけると幸い。

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「樅型」キットの工作ポイント総まとめ – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 23

「樅型」キットの工作ポイント総まとめ

今回は、過去の22回 (←!!) の記事の総集編。

過去記事全部読むのは面倒臭ェよ、と云う人も、この記事を見れば何をやったか概ね判る筈?

より詳しく知りたい、という奇特な方は、各項目に張ったリンク先を読まれたし。

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空気遠近法を意識して塗ってみる – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 22

空気遠近法を意識して塗ってみる

艦艇塗色の考証については前回述べたとおり、詳細は別稿に譲るとして、今回の塗装。

概ね、衣島尚一氏の「軍艦の塗装」に準拠し、そこで触れられていない部分は独自考察による推定、そしてそれらに対して空気遠近法を加味した補正を加える、という方針。

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傾斜梯子・軍艦旗・伝声管など、細部工作の小技集 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 21

一本記事を立てる程ではないけど、ちょっと艦船模型の見栄えが向上するかもしれない細部工作の小ネタ。

傾斜梯子・軍艦旗・伝声管など、細部工作の小技集塗装についてまとめていたら、またしても記事の分量が膨大になってしまった。
先月からの色見本篇に加え、艦艇塗色についての考察と空気遠近法についてのネタで3本くらいの記事になりそうな塩梅。
よって、何をしたか忘れない内に、一旦、基本塗装後に施した細部工作関係を先にまとめることにした。

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短艇模型スペシャル No.3「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 内火艇・通船・ダビット篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 20

各社短艇パーツの比較シリーズ3回目。今回は、7.5m内火艇と6m通船、そしてラフィング型ボートダビットの比較。そして、7.5m内火艇を八八艦隊仕様の6m内火艇へ改造する方法について。

短艇模型スペシャル No.2「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 内火艇・カッター篇」
前回、カッターだけで記事がべらぼうに伸びてしまったので、まさかまさかの「短艇模型スペシャル」第3弾。
今回は遂に完結。
や、書いてる方も3回も続くとは思わなかったよ、本当に。

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短艇模型スペシャル No.2「八八艦隊系駆逐艦の短艇: カッター篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 19

今回は、「峯風型」「樅型」などの八八艦隊系駆逐艦用に使える、各社アフターパーツのカッターを個別に比較。ズバリのパーツは無くとも、似たようなパーツから結構いいものが作れるのだ。

短艇模型スペシャル No.2「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 個別比較篇」
さて、思いの外、記事が長くなってしまったので、まさかの「短艇模型スペシャル」第2弾。
今回は前回のような文字ばっかりの真っ黒い記事ではないので、気楽にご覧くださいまし。

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短艇模型スペシャル No.1「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 総論篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 18

ディテール追加だけで済ませがちな1/700の短艇 (艦載艇) だが、調べてみると意外に奥が深い、そして、正確な寸法形状の短艇パーツの入手は、これまた意外に難しいのだ。

短艇模型スペシャル No.1: 「八八艦隊系駆逐艦用短艇の総論」
出オチ感漂うタイトルだが、今回の記事、意外と製作時の実用性が高いんじゃないかと思う。

今まで何も考えずに、キットや各社アフターパーツの縁を薄くするくらいで済ませてきた各種短艇 (艦載艇) だが、真面目に調べると意外に弄り甲斐がある。
まあ、ドツボに嵌った、とも云うがね。

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上構まわりの各種装備を作り分ける – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 17

煙突周辺の中央船体部分は、艦尾と並んで駆逐艦の凝縮感が魅力的な部分。作り込めば作り込んだだけ見栄えがするが、例によって考証地獄の罠も。

上構まわりの各種装備を作り分ける
今回はいきなり色がついているが、塗装には全く触れていない
先月の「スケールモデル祭り」進行で突貫工事をしていた結果、今回の記事の個所を作っている際、途中写真を撮るのをすっかり忘れていたのだ。

いつまで工作篇が続くんだって話だが、多分、今回含めて2回で終えて塗装篇に入るつもり……て、まだ今回でも工作篇は終わらないという。
出来云々は措いといて、二等駆逐艦の1/700模型で、ここまで字数を割いた記事はネット・書籍を通じて今まで無いんじゃなかろうか。まとめ方が下手なだけ、と云う説もあるが

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左右非対称の舷窓位置を特定する – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 16

舷窓、舷外電路、錨まわりなど、手間の割に報われない、地味系工作の巻。

左右非対称の舷窓位置を特定する工作に着手してから早1年、このままダラダラ弄り続けると、いつまで経っても完成せず、サグラダ・ファミリアか新宿駅かといった事態になりそうだ
そこで、背水の陣を敷いた。

HN渡来人こと、プロモデラー長徳佳崇氏主催の、「スケールモデル祭り」に参加を申請。

出来の優劣を競うものではないので、求められる条件はただ一つ、「期限までに完成させる」こと。
いざ、出師準備!!

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駆逐艦の艦尾は、密度が肝要 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 15

資料が乏しい為か、ハセガワの「樅」のキットは艦尾がかなりアッサリしている。確実に判るだけの要素では寂しいので、推定込で、できる限りディテールの密度を上げてみた。

駆逐艦の艦尾は、密度が肝要今回は、各艦共通の艦尾兵装について。
ひたすら地味な上、キットパーツでは殆ど再現されていないし、資料も少ないという三重苦。
だが、きっちり作り込んでみると、駆逐艦ならではの密度感が出て、中々良い感じだ。

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