素組でも良い出来、そして、少し手を入れると極上。 – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 完

ハセガワ「夕雲」は今回で最終回。ニューキットレビューとして請けた作例なのであまり時間を掛けてない、と云うのもあるが、それを差し引いても今までの燕雀洞で扱ったキットの中で際立って突っ込みどころが少ないのだ。

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優れた基本形を活かしつつ、細部の解像度を上げてゆく – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 6

いよいよ今回から実際の製作……と云いつつ、製作篇は1回で終わってしまうのだ。それほど完成度が高いのである、このキット。

基本形はほぼ満点で、工作的には「成形の都合」でアレンジされたり省略されたりした部分に手を入れてのが主となる。

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竣工時における各艦の機銃装備状況 – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 5

今回は「夕雲型」各艦の識別点のラスト、各艦竣工時の機銃装備状況について考える。機銃そのものの装備状況についてはそこまで難航しなかったが、意外な伏兵、機銃台支柱の形状に悩む。

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上部構造物後半部の識別点 – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 4

ハセガワの新版夕雲型製作にあたり、上部構造物後半部の各艦識別点について調査。

再び間が空いてしまったが、「夕雲型」各艦の識別点のつづき。後檣と艦尾対潜兵装の識別点について考えてみる。

写真に乏しく特定の困難な「夕雲型」の識別に於いて、この2点は明瞭に変化の境目が特定でき、部分写真からの識別に便利である。

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上部構造物前半部の識別点 – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 3

ハセガワの新版夕雲型製作にあたり、上部構造物前半部の各艦識別点について調査。

長らく間が空いてしまったが、「夕雲型」各艦の識別点のつづき。今回は艦橋から前部煙突にかけての前半部の識別点について考えてみる。

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造船所毎に異なる舷外電路 – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 2

今回は「夕雲型」の舷外電路の話。写真に恵まれない本級に於いて、地味ではあるが有力な識別点なのが舷外電路。今回は写真や図面から各造船所毎の舷外電路パターンの法則を見る。

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書評:「日本海軍小艦艇ビジュアルガイド 駆逐艦編」の増補版が出たが、初版所持者は買うべきなのか?

以前書評で取り上げた、岩重多四郎氏の「日本海軍小艦艇ビジュアルガイド 駆逐艦編」の増補改訂版が出版された。名著ゆえ、初版をお持ちの方も多いだろう。そこで、初版を持ってるけどそれでも買いなのか? と云う辺りを主眼に評してみようと思う。

以前書評で取り上げた、岩重多四郎氏の「日本海軍小艦艇ビジュアルガイド 駆逐艦編」の増補改訂版が出版された。
普段から燕雀洞をご覧の諸兄であれば、既に初版をお持ちの方も多いだろう。そこで、初版を持ってるけどそれでも買いなのか? と云う辺りを主眼に評してみようと思う。

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新版「夕雲型」3つのキット、どれを選べばよいのか? – 1/700で夕雲型駆逐艦をつくる: 1

今回は「夕雲型」の「●●」が作りたいが、どのキットを選べばよいのか? と云う話。
執筆時点でハセガワの新版「夕雲型」には3種のキットがあり、一部ランナーを入れ替えることで建造時期や設定年次の差異を表現しているが、「全部入り」のキットは存在しない

ゆえに、特定の艦や時期を定めて製作する場合、対応キットを確認しておかねば買い直す羽目になってしまうのだ。
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