3月21日から22日にかけての表示不具合について

3月21日から22日にかけて当ブログに御来訪いただいた方はご存じの通り、サーバー上で記事を管理しているデータベースの中身が消失してしまい、閲覧できない状態となった。

3月23日23時現在、9割5分復旧が成ったので、大まかな経緯を報告したいと思う。

また、時節柄心配な方もおられると思うので先に申しあげると、今回の障害は私の人為ミスによるものであり、ウィルス感染や乗っ取りによるものではなく、従って、不具合ページの閲覧によるウィルス・マルウェアへの感染の恐れはありません
週末に来訪いただいた方には、ご不便をお掛けして申し訳ありませんでした。
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機首周りを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 4

機首周りを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 4

前回の更新からえらく間が開いてしまったが、今回はB-1化改修の後篇、機首周りについて。

見れば見るほど相違点が湧いてくる感じで、中々難儀なのだが、キットの基本形はしっかりしているので、変な辻褄合わせをせずともディテールが所定の位置に収まってくれるのは素晴らしい。

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不完全版・模型用塗料の近似修正マンセル値一覧表: 水色・青色篇

「買った塗料が瓶の蓋やメーカー見本と全く別物と知って、世を儚み (ry」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。

水色・青色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10G~10PB」の水色~青~紺系の色を収録。

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脚とプロペラを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 3

脚とプロペラを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 3

謹賀新年。本年も多分に不定期更新ですが、気が向いたらお付き合いいただければ幸い。

今回は、B-1仕様として作る際の改修点、脚回りとプロペラについて。中々「士の字」にならないが、年が明けても、まあ平常運転である……と余裕をかましていたら、海の向こうから、とんだお年玉が。

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各社キットの、単発機用SC系爆弾を比較してみる – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 2

各社キットの、単発機用SC系爆弾を比較してみる - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 2

年内最後の更新は、爆弾特集……地味だな。

またしても機体に触れないという暴挙 ()
今までの経験上、装備類を後回しにすると高確率で飽きてしまって雑になるので、士気が高い内に作ってしまおうという算段である。

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電撃戦参加機のマーキングとB型の識別点について調べてみる – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 1

電撃戦参加機のマーキングとB型の識別点について調べてみる - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 1

さて、前回、イタレリのキットを作ろう、と云うところまで決めたので、今回からいよいよ製作……ではなく、例によって調べものから始まる ()

飛行機の場合、事前にマーキングと機体の形式を特定しておかねば、仕上げ段階で実はサブタイプが違ってて……と地獄を見る、と云う場合がままあるので。私だけ?

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イタレリ製とフジミ製、ふたつのB型のアウトラインを比較する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 序

イタレリ製とフジミ製、ふたつのB型のアウトラインを比較する - 1/72でJu 87 B 「スツーカ」をつくる: 序

今まで艦船ネタが続いてきたが、今回は毛色を変えて空モノである。

最近、二次大戦期の固定脚機がお気に入りなので、ドイツ空軍のJu 87「スツーカ」を1/72で作ってみようと思う。
スツーカと云えば、電撃戦の立役者のB型か、「ソ連人民最大の敵」ルーデル大佐のG型だが、今回は武骨な鼻面が特徴のB型で3機小隊を組ませたい。

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不完全版・模型用塗料の近似修正マンセル値一覧表: 黄緑色・緑色篇

「買った塗料が瓶の蓋やメーカー見本と全然違う色で、何もかも嫌になって出家」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。

黄緑色・緑色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10Y~10G」の黄緑~緑色~深緑色系の色を収録。

2015年 (平成27年) 1月24日追記: 「10Y~10GY」から「10Y~10G」に収録範囲を拡大、GY色相とG色相を一括して収録する事とした。

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木甲板色の褪色について考える – 1/700で砲艦嵯峨をつくる: 後篇

砲艦「嵯峨」のお手軽スクラッチ後編、とはいえ、工作要素は無く、専ら木の色についての研究と妄想

写真が多く記事そのものは長いけど、文字数的にはさほどでもないので気軽にお読みくださいまし。

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大型天幕の自然な弛み表現に挑む – 1/700で砲艦嵯峨をつくる: 前篇

先日、「艦船模型沼の会」というツィッタァ上のイベントに参加したのだが、何か展示用に新作が欲しいなあ、と思い、砲艦「嵯峨」をスクラッチした……まあ、案の定、期日までに完成しなかった訳だが。

手持ち写真からのお手軽工作で、大して特筆事項もないのだが、技法的な部分で2つほど試みが有るので記事にしてみた。今回は前篇、大型天幕の表現について考えてみる。

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