「陽炎型」+「白露型」で、今日的クォリティの1/700「朝潮型」をつくる: 後篇

アオシマ「陽炎型」とフジミ「白露型」の二個一による「朝潮型」の後篇。
実のところ、前篇の工作だけでも「朝潮型」以外の何物にも見えない状態にはなるのだが、それでは物足りない人向けの重箱の隅拾遺集

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「陽炎型」+「白露型」で、今日的クォリティの1/700「朝潮型」をつくる: 前篇

WLシリーズのリニューアルがほぼひと段落した感のある昨今、駆逐艦はアオシマひとりが気を吐いており、他2社がリニューアルに手を付ける気配がない。

そこで、仮想新キット、と云った趣旨でアオシマ「陽炎」+フジミ「白露」を使って「朝潮型」を作ってみた。


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各兵装のバランス感を意識してディテールアップする – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 8

今回は、砲雷装関係のまとめ。考証面はほぼ過去記事で述べたので、専ら修正ポイントだけ知りたい、と云う人向けの工作メインの記事である。

キットは過去の他社軽巡キットと比べてかなり高水準なのだが、パーツ間での解釈や整合にややバラつきがある。そのあたりをどのレベルに揃えるかが攻略のポイントになるだろう。

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金魚づくし×金魚売り – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 3

前回は牛、今回は金魚、何故か生物ネタが続くが、特に狙った訳では無い。
仮組したウィーゴの顔を眺めていたら、突然、国芳の「金魚づくし」が脳裏をよぎった、ただそれだけなのだ。

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エアフィックスとイタレリ、良いとこ取りでニコイチしてみる – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 13

前回まとめた通り、エアフィックスとイタレリの1/72 Ju 87 Bを比べると、両者一長一短である。
そこで、両者の良いとこ取りができないものか試してみた。

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煙突~後檣にかけてのディテールを整える – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 7

今回は、煙突や後部主砲まわりを構成する上構関係のディテールアップ。
基本的なバランスは旧キットと比べるまでもなく良い出来なのだが、細かく見てゆくと意外と手を入れたくなる箇所がでてくる。

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キットの解釈を活かしつつ、トップヘビーなシルエットを補正する – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 6

今回は艦橋の工作。「天龍型」の形状面では、最も解釈が分かれるであろう部分である。

スクラッチ版と全く同じではつまらないので、キットの基本形状を維持しつつも、全体の重心バランスを大幅に変えてみた。

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エアフィックスの新製品、B-1型をレビュウする – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 12

コクピット内の工作が億劫で、スツーカを暫く放置していたら、エアフィックスから、改造せずともそのものズバリのB-1型が発売されてしまった
前評判は高かったが、果たしてその中身や如何に? そして、ここまで弄ったイタレリ版を捨てて乗り換えるべきか?? まずはエアとイタレリ、両者を比較し、そこから考えよう。

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牛を眺め、牛を塗る – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 2

ウィーゴ本体は前回で完成した。
今回は表題通り、ひたすら牛を眺め、牛を塗るだけの回

連載2回目で早くも脱線甚だしいが、ウィーゴは本体を弄るより、周辺小物 (?) やディスプレイに凝る方が、よりキャラクター性が引き立つと思うのだ。

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キャラクターの配色を昭和テイストに落とし込む – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 1

今年の春先から、東京・秋葉原の貸工作スペース「秋葉原工作室」 (@akihabarakousak) さん主催の「メカトロウィーゴ工作会」なるイベントに時折参加して、メカトロウィーゴを作っている。

自分で課したルールはふたつ。本体を切った貼ったしないこと。そして、「戦闘用」は禁じ手とすること。

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