今回から、各部の工作に入る。まずは定石通り船体から。
全体のラインは申し分なく、モールドも今日的なキレのある仕上がりだが「濃さの加減」に気になるところがある。
船体の工作では、主にモールドのバランス調整を主眼に手を加えた。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
今回から、各部の工作に入る。まずは定石通り船体から。
全体のラインは申し分なく、モールドも今日的なキレのある仕上がりだが「濃さの加減」に気になるところがある。
船体の工作では、主にモールドのバランス調整を主眼に手を加えた。
前回は、ハセガワの新キットで再現された1942年 (昭和17年) 次設定の要素について考えた。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された開戦時と1942年時の差異について洗い出してみようと思う。
“キットで触れられていない「1942年時仕様」の相違点を洗い出す – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 4” の続きを読む
ハセガワの新版「天龍型」は、開戦時と1942年 (昭和17年) 時の2種類の仕様を選べるようになっている。
開戦時仕様についてはよくまとまっていると感じるものの、42年仕様については考証面でやや気になる点がある。
そこで、今回はスクラッチ編では触れなかった戦時中の「天龍型」の改正について考えてみたいと思う。
以前、エアフィックスのハリケーンやハセガワの強風を作った際、パイロットを載せたら中々良い感じだったので、今回も搭乗員を乗せてみようと思う。
近年は、パイロットフィギュア冬の時代らしく、72大戦機で標準附属させているのはエアフィックスくらい。
別売フィギュアもラインナップに乏しいうえ、決め手に欠ける。
さて、どうしたものか……。
前回の記事では、ハセガワの新キットで再現された「天龍」と「龍田」の差異について検証した。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された差異について考えてみようと思う。思いの外、省略点があるのだが、通して検証してみると、そこにメーカーの設計意図がおぼろげながら見えてきた気が。
例によって、本格的な工作の前にお勉強回である。
両艦の違いについてはスクラッチした時に粗方調べ尽くしたと思っていたが、改めて調べてみると意外な発見がある。
ただ、問題は、その発見が必ずしも「天龍型」にまつわるものとは限らない、と云う事だ。
ツィッタァをご覧いただいている方はご存じのとおり、実は昨年からスツーカと並行してハセガワの新版「天龍」「龍田」を作っている。
色々未確定事項があり燕雀洞の記事にはしていなかったのだが、概ね纏まったのでスツーカと並行して連載を始めてようと思う。あ、もちろんスツーカを諦めた訳ではないので、ご心配なく (フラグ?)
Ju 87をはじめとするWW2初期独軍機の特徴の一つに、風防やキャノピーのガラス面の内外に混在した窓枠がある。
内枠の再現については、クリアパーツの内側から塗装やデカールで再現するのが一般的だが、1/72クラスともなるとパーツの厚みのせいで上から覗き込んだ時など不自然になってしまう。そこで、クリアコートと研ぎ出しによる内枠の再現を試みた。
今回は珍しくガンプラである。
10月に始まった鉄血のオルフェンズが思いのほか面白く、勢いでモビルワーカーを買ってしまった。
4パーツながらも中々良い出来で、ただ塗るだけだと惜しいので (何で?) 劇中最も印象に残った複座型にし、オルガ君を乗せてみた。
前回に引き続きのRLM 70・RLM 71の色調研究。
今回は実践編として、実際に推定値で調合して塗装したテストピースを用意した。
いざ塗ってみると、以前のRLM 65にも共通する、資料の考証時期による色調推定の傾向が見えてきた。
“一次資料無しに色を特定する試み: RLM 70・71 後篇 – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 9” の続きを読む