エアフィックスとイタレリ、良いとこ取りでニコイチしてみる – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 13

前回まとめた通り、エアフィックスとイタレリの1/72 Ju 87 Bを比べると、両者一長一短である。
そこで、両者の良いとこ取りができないものか試してみた。

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煙突~後檣にかけてのディテールを整える – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 7

今回は、煙突や後部主砲まわりを構成する上構関係のディテールアップ。
基本的なバランスは旧キットと比べるまでもなく良い出来なのだが、細かく見てゆくと意外と手を入れたくなる箇所がでてくる。

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キットの解釈を活かしつつ、トップヘビーなシルエットを補正する – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 6

今回は艦橋の工作。「天龍型」の形状面では、最も解釈が分かれるであろう部分である。

スクラッチ版と全く同じではつまらないので、キットの基本形状を維持しつつも、全体の重心バランスを大幅に変えてみた。

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エアフィックスの新製品、B-1型をレビュウする – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 12

コクピット内の工作が億劫で、スツーカを暫く放置していたら、エアフィックスから、改造せずともそのものズバリのB-1型が発売されてしまった
前評判は高かったが、果たしてその中身や如何に? そして、ここまで弄ったイタレリ版を捨てて乗り換えるべきか?? まずはエアとイタレリ、両者を比較し、そこから考えよう。

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牛を眺め、牛を塗る – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 2

ウィーゴ本体は前回で完成した。
今回は表題通り、ひたすら牛を眺め、牛を塗るだけの回

連載2回目で早くも脱線甚だしいが、ウィーゴは本体を弄るより、周辺小物 (?) やディスプレイに凝る方が、よりキャラクター性が引き立つと思うのだ。

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キャラクターの配色を昭和テイストに落とし込む – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 1

今年の春先から、東京・秋葉原の貸工作スペース「秋葉原工作室」 (@akihabarakousak) さん主催の「メカトロウィーゴ工作会」なるイベントに時折参加して、メカトロウィーゴを作っている。

自分で課したルールはふたつ。本体を切った貼ったしないこと。そして、「戦闘用」は禁じ手とすること。

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解像度を意識して、船体のディテールを加減する – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 5

今回から、各部の工作に入る。まずは定石通り船体から。

全体のラインは申し分なく、モールドも今日的なキレのある仕上がりだが「濃さの加減」に気になるところがある。
船体の工作では、主にモールドのバランス調整を主眼に手を加えた。

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キットで触れられていない「1942年時仕様」の相違点を洗い出す – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 4

前回は、ハセガワの新キットで再現された1942年 (昭和17年) 次設定の要素について考えた。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された開戦時と1942年時の差異について洗い出してみようと思う。

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新キットの「1942年時仕様」を精査する – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 3

ハセガワの新版「天龍型」は、開戦時と1942年 (昭和17年) 時の2種類の仕様を選べるようになっている。
開戦時仕様についてはよくまとまっていると感じるものの、42年仕様については考証面でやや気になる点がある。

そこで、今回はスクラッチ編では触れなかった戦時中の「天龍型」の改正について考えてみたいと思う。

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パイロットフィギュア冬の時代に悩む – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 11

以前、エアフィックスのハリケーンやハセガワの強風を作った際、パイロットを載せたら中々良い感じだったので、今回も搭乗員を乗せてみようと思う。
近年は、パイロットフィギュア冬の時代らしく、72大戦機で標準附属させているのはエアフィックスくらい。

別売フィギュアもラインナップに乏しいうえ、決め手に欠ける。
さて、どうしたものか……。

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