5月1日~5月5日までの5日間、鹿児島鶴丸城址内「黎明館」にて開催される「鹿児島モデラーズコンベンション」に参加する。場所が場所だけに来られる方は多くないだろうけど、お近くの方はお運びいただけると幸いである。
昨年の展示は初参加と云うこともあり過去作の中からジャンルにバラエティを持たせた構成としたが、今年はこの1年ほぼ作例しかやってなかったので思い切って雑誌作例特集とした。
私の展示枠はこんな感じ。モデコンはなんと美術品のようにガラスケースに入れての展示なのだ!
以下、展示内容。
1/700 アオシマ イラストリアス
本稿の読者にはお馴染み、連載中のイラストリアスである。個人的見せ場としては、甲板周囲の安全網と、短艇、いや、地味だけどサ、アオシマのキット、この辺の甲板直下の雰囲気が今ひとつで物足りない印象なのだと思うのよ。
1/350 ズベズダ ウラジーミル・モノマーフ
人生初の1/350にして、人生初のフルハルキットにして、人生初の原潜。ニューキットレビューなので潜望鏡やセンサーの類を金属化したくらいだが、デカールが難物でとにかく苦労した。ただの黒ではなく、ネービーブルーにしたのがお気に入り。洋上の黒い潜水艦が海面の反射で紺色に見えるのを再現。
1/700 フジミ 艦NEXT比叡
モデルアート誌デビュウ作で、所謂「色プラ」仕様なので素組での成形色フィニッシュで、と云うオーダー。実は成形色仕上げ初体験だったのだが、木甲板の色合いが思いのほか良い感じに仕上がって気に入っている。
1/700 ハセガワ 夕雲型
1/700 ハセガワ 朝潮型
掲載誌は異なるがネームシップをディテールアップし、もう一方を素組して比較すると云う、同一コンセプトでの作例。目新しさはないが得意分野での勝負なので、今回の展示の中では最も安心してお披露目できる作品。
1/700 ハセガワ 三笠
昨年も展示した作品なので新味には欠けるが、ちょうど発売中のホビージャパンネクストの英国特集で載せていただいたので賑やかしに。色調的に地味になりがちな艦船展示の中ではカラーリングに華が有って良いのよ。
残念ながら、仕事の都合でほぼ会場には居ないのだが、たぶん会場で着物姿とのおっさんは私くらいだろうと思うので見かけたら声を掛けてくださいまし。