カネと手間を掛けず、ポイントを絞ってディテールを加える – 1/700で戦艦三笠をつくる: 前篇

早いもので、燕雀洞も今日で5周年である。さりとて特別な事をする訳でもなく、平常運転ではあるのだが。

さて今回は、去年作ったハセガワの「三笠」。肩慣らしに作ったものなので、あまり大きく手を入れず目立つところだけお手軽に、と云うコンセプト。
それでも数か月掛かるのだが ()

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素材感を意識して、鳥居と石畳の参道をつくる – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 5

さて、えらく間が空いてしまったが、お稲荷ィーゴのつづき。今回は、神社には欠かせない鳥居と、土台となる参道の石畳について。
1/35の神社なんてのは当然市販キットなどある筈なく、基本的にはプラ板工作である。

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1/72 P-40Nの早作りに挑んだ作業時間を記録し、敗因を探った

ツイッタア上の早組み企画、プラモタイムトライアルに参加してみた。
完成の喜びを1日で」をテーマに、24時間の制限を設けることで、普段なかなか完成できない人も頑張って完成させようぜ! と云う企画である。
先に書いておくと、案の定、24時間を大幅に超えてしまったのだが、今回は後学のため、各工程の大まかな内訳を記録して、分析してみた。

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ウィーゴ小僧に狩衣を – 1/35でメカトロウィーゴをつくる: 4

ハセガワのウィーゴには小学生くらいの男女のフィギュアが付属しているのだが、本体に比べて中々ちゃんと作っているのを見かけない。

そこで、今回はそんな不憫な子で何かひとネタできないかと考えた。

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ふたつのキットの表現を比較しつつ、コクピットにディテールを加える – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 14

今回は、エアモデルの華? コクピット内の工作。ここにコダワリを見せるモデラー諸氏も多いが、私はあまり興味が無い。
とは云え、スツーカの場合はキャノピーが大きく、完成後もそれなりに中身が見えるので、見える範囲で頑張ってみた。

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「陽炎型」+「白露型」で、今日的クォリティの1/700「朝潮型」をつくる: 後篇

アオシマ「陽炎型」とフジミ「白露型」の二個一による「朝潮型」の後篇。
実のところ、前篇の工作だけでも「朝潮型」以外の何物にも見えない状態にはなるのだが、それでは物足りない人向けの重箱の隅拾遺集

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「陽炎型」+「白露型」で、今日的クォリティの1/700「朝潮型」をつくる: 前篇

WLシリーズのリニューアルがほぼひと段落した感のある昨今、駆逐艦はアオシマひとりが気を吐いており、他2社がリニューアルに手を付ける気配がない。

そこで、仮想新キット、と云った趣旨でアオシマ「陽炎」+フジミ「白露」を使って「朝潮型」を作ってみた。


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各兵装のバランス感を意識してディテールアップする – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 8

今回は、砲雷装関係のまとめ。考証面はほぼ過去記事で述べたので、専ら修正ポイントだけ知りたい、と云う人向けの工作メインの記事である。

キットは過去の他社軽巡キットと比べてかなり高水準なのだが、パーツ間での解釈や整合にややバラつきがある。そのあたりをどのレベルに揃えるかが攻略のポイントになるだろう。

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エアフィックスとイタレリ、良いとこ取りでニコイチしてみる – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 13

前回まとめた通り、エアフィックスとイタレリの1/72 Ju 87 Bを比べると、両者一長一短である。
そこで、両者の良いとこ取りができないものか試してみた。

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煙突~後檣にかけてのディテールを整える – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 7

今回は、煙突や後部主砲まわりを構成する上構関係のディテールアップ。
基本的なバランスは旧キットと比べるまでもなく良い出来なのだが、細かく見てゆくと意外と手を入れたくなる箇所がでてくる。

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