B-1・B-2に共通する、機首周りのディテールを精査する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 5

またしても前回から間が開いてしまったが、今回は機首周りの修正の続き、B-1とB-2で共通の修正点について触れたい。
イタレリスツーカをキット仕様のままB-2やR-2として組む時も、機首上面だけは直しておくと印象がグッと良くなると思う。

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カッティングマシンで極細の帯材と、スジボリ入りプラ板を作る試み

突然だが、カッティングマシンを買ってみた。

世の中には、コレで鉄道模型の車両の窓枠を切り出すような剛の者も居るらしいのだが、志の低い私は、まずは直線に切る、と云う基本機能で、どこまで応用が利くか、と云うのを試してみる。

要は、手作業で細い帯材を切り出すのに疲れたのだ ()

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ハセガワ新キットを肴に、砲雷装の形状について考える – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 番外編2

ついに因縁の () ハセガワ新版天龍・龍田が発売されたので、スツーカをちょっとお休みして番外編。
手元にスクラッチしたものが2隻揃っているので、新ハセ版については特に急いで作る予定もなかったのだが、一部から熱いキット評リクエストがあったので、キット雑感と、スクラッチ版の際には気付かなかった考証の補遺を3題。

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3月21日から22日にかけての表示不具合について

3月21日から22日にかけて当ブログに御来訪いただいた方はご存じの通り、サーバー上で記事を管理しているデータベースの中身が消失してしまい、閲覧できない状態となった。

3月23日23時現在、9割5分復旧が成ったので、大まかな経緯を報告したいと思う。

また、時節柄心配な方もおられると思うので先に申しあげると、今回の障害は私の人為ミスによるものであり、ウィルス感染や乗っ取りによるものではなく、従って、不具合ページの閲覧によるウィルス・マルウェアへの感染の恐れはありません
週末に来訪いただいた方には、ご不便をお掛けして申し訳ありませんでした。
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機首周りを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 4

機首周りを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 4

前回の更新からえらく間が開いてしまったが、今回はB-1化改修の後篇、機首周りについて。

見れば見るほど相違点が湧いてくる感じで、中々難儀なのだが、キットの基本形はしっかりしているので、変な辻褄合わせをせずともディテールが所定の位置に収まってくれるのは素晴らしい。

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不完全版・模型用塗料の近似修正マンセル値一覧表: 水色・青色篇

「買った塗料が瓶の蓋やメーカー見本と全く別物と知って、世を儚み (ry」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。

水色・青色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10G~10PB」の水色~青~紺系の色を収録。

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脚とプロペラを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する – 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 3

脚とプロペラを、B-2仕様からB-1仕様へ改修する - 1/72でJu 87 B「スツーカ」をつくる: 3

謹賀新年。本年も多分に不定期更新ですが、気が向いたらお付き合いいただければ幸い。

今回は、B-1仕様として作る際の改修点、脚回りとプロペラについて。中々「士の字」にならないが、年が明けても、まあ平常運転である……と余裕をかましていたら、海の向こうから、とんだお年玉が。

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