上構まわりの各種装備を作り分ける – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 17

煙突周辺の中央船体部分は、艦尾と並んで駆逐艦の凝縮感が魅力的な部分。作り込めば作り込んだだけ見栄えがするが、例によって考証地獄の罠も。

上構まわりの各種装備を作り分ける
今回はいきなり色がついているが、塗装には全く触れていない
先月の「スケールモデル祭り」進行で突貫工事をしていた結果、今回の記事の個所を作っている際、途中写真を撮るのをすっかり忘れていたのだ。

いつまで工作篇が続くんだって話だが、多分、今回含めて2回で終えて塗装篇に入るつもり……て、まだ今回でも工作篇は終わらないという。
出来云々は措いといて、二等駆逐艦の1/700模型で、ここまで字数を割いた記事はネット・書籍を通じて今まで無いんじゃなかろうか。まとめ方が下手なだけ、と云う説もあるが

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駆逐艦「藤」元乗組員の所蔵写真から、模型的ディテールを読み解く: 前篇

駆逐艦「藤」元乗組員のお孫さんに送っていただいた、駆逐艦「藤」を中心とした昭和初期の艦艇の写真を、モデラー視点で解説。前後篇の前篇。

駆逐艦「藤」元乗組員の所蔵写真から、模型的ディテールを読み解く: 前篇前回触れたスケモ祭りは、結局、時間切れで完成ならず。
やはり私は駄目な人だなあ。
さて、今回はそんな駄目な人の元に送られてきた、数葉の写真について。

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左右非対称の舷窓位置を特定する – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 16

舷窓、舷外電路、錨まわりなど、手間の割に報われない、地味系工作の巻。

左右非対称の舷窓位置を特定する工作に着手してから早1年、このままダラダラ弄り続けると、いつまで経っても完成せず、サグラダ・ファミリアか新宿駅かといった事態になりそうだ
そこで、背水の陣を敷いた。

HN渡来人こと、プロモデラー長徳佳崇氏主催の、「スケールモデル祭り」に参加を申請。

出来の優劣を競うものではないので、求められる条件はただ一つ、「期限までに完成させる」こと。
いざ、出師準備!!

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駆逐艦の艦尾は、密度が肝要 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 15

資料が乏しい為か、ハセガワの「樅」のキットは艦尾がかなりアッサリしている。確実に判るだけの要素では寂しいので、推定込で、できる限りディテールの密度を上げてみた。

駆逐艦の艦尾は、密度が肝要今回は、各艦共通の艦尾兵装について。
ひたすら地味な上、キットパーツでは殆ど再現されていないし、資料も少ないという三重苦。
だが、きっちり作り込んでみると、駆逐艦ならではの密度感が出て、中々良い感じだ。

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機雷・爆雷・掃海具、三者三様の艦尾兵装 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 14

調べれば調べるほどドツボにはまる駆逐艦の艦尾兵装、しかも、小型艦ゆえ、既存アフターパーツのオーバースケールにも悩まされる。だが、結果的に3隻3様で、各々見栄えのする作り別けになったので良しとするか?

機雷・爆雷・掃海具、三者三様の艦尾兵装先日、カミサンが同僚の結婚式に呼ばれた際、来場客の使う一眼型カメラに興味を惹かれたらしく、俄かに一眼ブームが到来。
かねてより、コンデジのディテール描写に限界を感じていた私と利害が一致し、十数年ぶりに一眼型カメラが我が家にやってきた。

今回から、途中写真が新カメラによるものだ。まあ、製作技術そのものは従来どおりなので、却って粗が目立つかも知れんのだが……。

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「芙蓉」公式図の写しから判ったこと – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 13

ついにねんがんの「公式図面」をてにいれた! が……逆に悩んで作業は停滞。

「芙蓉」公式図の写しから判ったこと気がつけば、今回もやはり月刊更新。しかも、工作的にはほとんど変わり映え無し。
1か月間、何を足踏みしていたかというと、というのが今回のお題。

さて、世の中には知ってしまう不幸、というものがある。
得てしてコトが終わった後に、事実というのは判明するものなのだ。

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上甲板を敷き直す – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 12

甲板敷物、砲座の支柱、予備魚雷格納函と、見栄えやシルエットが大きく変わらない地味工作3本立て!

上甲板を敷き直すさて、今月のネタは……て、別に月刊制のつもりはないのだが、記事にまとまるほど目に見えて進捗するのに、毎度これくらいの時間が掛かってしまう模様。

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単檣はテーパーが命 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 11

今回は魚雷発射管と、前檣・後檣の工作。これでひとまず、シルエットを構成する要素は出揃った。

単檣はテーパーが命謹賀新年……
無事カメラも発見して、ようやっと製作記事再開でございますよ。

まともな? 製作記事は昨年9月以来、実に4か月振り
何もかもが懐かしい (←??)

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九六式25mmディテールアップ法 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 10

タイトルがこんなだが、「25mm機銃を」ディテールアップするのではなく、「25mm機銃で」ディテールアップをする話なので、お間違え無きよう。

九六式25mmディテールアップ法9月ギリギリ駆け込み更新!!……いや、別に9月だから特に意味があるネタではないのだけど、なんとなく。

タイトルがこんなだが、「25mm機銃を」ディテールアップするのではなく、「25mm機銃で」ディテールアップをする話なので、お間違え無きよう。

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四角い顔の「樅型」と、狐顔の「蔦型」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 9

四角い顔の「樅型」と、狐顔の「蔦型」ハセガワ製「樅」「若竹」のキットの、全長不足に次ぐ難点は、両者の艦橋形状が一緒のものであるという前提で、どっちつかずの姿で設計されていることだと思う。

どちらで製作するにも、それ相応の手間が掛かってしまう。ましてや、存在自体が知られていない「蔦型」として製作するに至っては、何をかいわんや、である。
逆に言えば、ここの形をしっかり抑えておけば、決して別の艦には見えない、ともいえる。

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