
精細な彫刻ゆえかフライホークのプラはかなり柔らかい。ある程度の年齢の方ならビッグワンガムっぽい感じの軟質プラと云うと伝わるだろうか。この弊害が顕著に出てしまうのがマストで、限りなく細く成形されているがゆえに曲がりやすく歪みやすい。
「柔らかく歪みやすいマストを金属化する – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 3」の続きを読む精細な彫刻ゆえかフライホークのプラはかなり柔らかい。ある程度の年齢の方ならビッグワンガムっぽい感じの軟質プラと云うと伝わるだろうか。この弊害が顕著に出てしまうのがマストで、限りなく細く成形されているがゆえに曲がりやすく歪みやすい。
「柔らかく歪みやすいマストを金属化する – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 3」の続きを読むキットの船体は目立つ寸法差異もなく、艦首フレアの感じなど実物の印象を良く捉えていると思う。ただ、いくつか気になる点があり、しかも修正難度が割と高いので、完璧を目指すと大変かもしれない。
「船体は大難を避け、小修整で折り合いをつける – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 2」の続きを読む序論で述べた通り、今回は最終時のキットをデンマーク海峡海戦時として製作している。まずは、その差異を洗い出してみようと思う。
「デンマーク海峡海戦時との違いを洗い出す – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 1」の続きを読む先年のイラストリアスに続く、HJ誌の英国艦作例はなんと戦艦、しかも箱を開けただけでお腹一杯になると評判のフライホーク (鷹翔模型) の新キットであった……と云っても製作が一昨年、誌面掲載が昨年で今やニューキットでもないのだが。普段の作風とは全く違うこのコテコテ濃味キット、さてどう料理したものか。
「「豪華版」キットに挑む – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 序」の続きを読む9月22日・23日両日、東京月島にあるギャラリー「アートはるみ」にて開催される「第10回 艦船模型合同展示会」に参加する。久々の東京での展示、お近くの方はお運びいただけると幸いである。
今回は三笠後編、竣工時として仕上げるための変更点と、カラーリングの不明点について考えてみる。
航空機の無い時代ゆえ、上空からの写真がなく、知名度の割には水平面の色調の手掛かりが少ないのが意外だった。
早いもので、燕雀洞も今日で5周年である。さりとて特別な事をする訳でもなく、平常運転ではあるのだが。
さて今回は、去年作ったハセガワの「三笠」。肩慣らしに作ったものなので、あまり大きく手を入れず目立つところだけお手軽に、と云うコンセプト。
それでも数か月掛かるのだが (笑)