船体の艤装と演習砲・礼砲を工作する – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 16

「船体の艤装と演習砲・礼砲を工作する

「天龍型」のスクラッチもいよいよ大詰め、今回は工作関係の締めくくりとなる、舷窓や舷外電路などの各種艤装関連や、小物類について。

舷窓回りなどは、検証に結構時間がかかった記憶があるのだが、記事に起こしてみると意外にボリュームがなく、いささか寂しさを感じる ()

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「スカイウェーブジャーナルNo.6」の「天龍型」の記事を検証する – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 15

「スカイウェーブジャーナルNo.6」の「天龍型」の記事を検証する

先日、読者の篠崎敏彦氏のご厚意で、「スカイウェーブジャーナルNo.6」の「天龍型」の記事を読んだ。

10年程前に刊行されたピットロード発行の冊子 で、「天龍」の平面図が載っているらしいという噂があり、製作当初より興味があったものの入手が叶わなかった資料だ。

全文転載は著作権上の引用の範囲を超え、問題があると思われるので、既存資料に記述のない事項を中心に、要点の引用・まとめと所感について述べたいと思う。

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短艇模型スペシャル No.5「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: 内火艇篇」 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 14

短艇模型スペシャル No.5「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: 内火艇篇」

今回は、軽巡用短艇パーツ各社比較の後編、9m、10m、11m内火艇について。

日本の巡洋艦の中でも大所帯の5,500級ファミリーが装備しているので、アフターパーツにも恵まれているだろう、と思いきや、さにあらず

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短艇模型スペシャル No.4「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: カッター篇」 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 13

短艇模型スペシャル No.4「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: カッター篇」

今回は、短艇類についての検証と、各社パーツの比較の前編。

基本的には「天龍型」の装備を中心に解説を進めているが、5,500級の各艦も装備数は違えど同種の短艇を搭載しているので、そのあたりを作る際のパーツ選びにも応用できるはず

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前後マストで「天龍」「龍田」を見分ける&続・単檣はテーパーが命 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 12

前後マストで「天龍」「龍田」を見分ける&続・単檣はテーパーが命

今回は、艦橋と並ぶフネの顔、前後のマストについて。

「天龍型」の前後檣は、「天龍」と「龍田」で比較的相違が多く、両者を作り分ける点では作り込み甲斐がある個所である。
また、工作面では前回の「樅型」駆逐艦製作の際の反省を踏まえ、主柱テーパーの再現に新しい方法を試してみた。

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全体のシルエットにこだわった14cm単装砲を目指す – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 11

全体のシルエットにこだわった14cm単装砲を目指す

前回に引き続き、14cm単装砲の砲盾についての調査、と今度こそ製作編

14cm単装砲だけの話題で3本も記事が読めるのは、「燕雀洞」だけ! ()

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「天龍」のキーワードで探しても見からない、「天龍型」の資料の話 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 番外編

「天龍」のキーワードで探しても見からない、「天龍型」の資料の話

今回は、昨日の記事を発端として、幾つか芋蔓式に見つけた「天龍」の公式図面が、意外と巷間に知られていないようなので、まとめて紹介したいと思う。

何故、「番外編」か……それは、見つけた資料が全て工作を終えてしまっていた部分だからである。

嗚呼、半年前に入手できていれば、どんなに楽だったことか!!

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14cm単装砲の砲盾天蓋について考える – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 10

14cm単装砲の砲盾天蓋について考える

前回は、各社の14cm単装砲の部品を比較してみたので、今回はそれに基づく工作篇……の予定だったが、手を動かす前に、本物の14cm単装砲について幾つかの疑問点があったので、調べてみた

結果、工作についてどうなったかは、まあ察して欲しい

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各社の14cm単装砲パーツの出来を比較してみた – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 9

各社の14cm単装砲パーツの出来を比較してみた

今回、主砲の50口径三年式14cm単装砲 (以下、14cm単装砲) は、砲身が細くモールドのシャープなピットロードの「新 WWII 日本海軍艦船装備セット [3]」(以下、新PT) のものを使う予定だった。

しかし、新PTの14cm単装砲は、1番砲以外には不要な後端の防水鈑を削り取ると、妙に小さく見えるのに違和感を覚えた。

そこで、その新PTをはじめとした、各社から発売中のキットの同砲の寸法・形状について比較してみた。

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魚雷発射管の周辺構造に悩む – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 8

魚雷発射管の周辺構造に悩む

今回は魚雷発射管とその周辺。

ハセガワのキットでは、まるっと省略されているせいか、予備魚雷格納所やスキッドビームについて参考になる先行作例も乏しい。

艦橋と並んで想像造形の部分が多く、見た目の地味さに反して手こずらされた

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